肌を刺す風
冷たい空気を吸い込む
懐かしい想い出たちが
顔を覗かせる
出逢いと別れ
常に出逢いは春で
別れは冬に
想い出すのは別れで
出逢いは朧気でしかない
雪降る夜に別れた君
今も僕を覚えているだろうか
あれからの僕は
出逢いと別ればかり繰り返し
手に入れたモノは
後悔と孤独
幸せはいつも
気付かぬうちに
指の隙間を滑り落ちて行く
もう君との想い出も
断片的でしかないけど
確実に残っているのは
君と暮した時間と
君が好きだった歌
今でもその歌が流れてくれば
君と一緒に生きた時間が
走馬灯のように蘇る
こうして独り部屋の中で
ぼんやりしていると
消えかかった君の声が
聞こえてくる・・・





