漆黒の闇が僕に話しかける
「もういいだろう
お前の精神はボロボロだ」
見上げた僕を闇は見つめながら
語りかける
「死人の目だな・・・
お前の顔には生き人の生気すら無い」
空間を漂う僕の瞳は何も見えちゃいない
ただ聞こえてくる音に耳を傾けるだけ
「そうまでして生きてどうする?
お前には過去はあるが未来は無い」
闇の世界に誘う音は僕の隙間を埋め尽くそうとする
僕は独り言のようにポツリ呟く
「死んで何になる?
生きるコトも無意味だけど、死ぬコトも無意味だよ」
希望は常に絶望に変わり
夢は常に挫折へと変わる
この繰り返しが僕の人生だった
残されたモノは何一つ無かった
どのくらい経ったのだろう
闇は去り カーテンの隙間から光が差し込んでいる
「また1日生き延びたな
あと何回続くのだろう・・・」





