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雲心月性
心の言葉が聴こえますか?
人と時代と僕と
懐かしい唄を聴きながら
ふと昔の風景を思い浮かべた

塀をよじ登り
土手を滑り落ち
近道だからと他人の庭を通り抜ける
元気な子供たち

気をつけなさいと言いつつも
子供なんだから元気であれと
穏やかに見つめる大人たち

いつからだろう

人がこんなにもヒステリックに
他人を批判するようになったのは

笑って許せることでも
何だかんだと文句をつけては
傷つけられた
名誉毀損だ
プライベートの侵害だとのたまう始末

寂しくないかい?
哀しくないかい?
己の心の狭さを恥らう心も忘れちまったのかい?

人よ
どうか忘れないでくれ
貧しくても笑って暮らせた時代があったことを
貧しくても手を取り合って暮した時代があったことを

懐かしい唄も止み静まり返る部屋で
我に返った僕は笑う
こんな分別臭い能書きを垂れるなんて
どうやら僕も歳を取り過ぎたみたいだ

人も時代も僕と一緒で
昔の若かりし日々には戻れないのだろう

老いさらばえた未来よ
こんにちは
そして さようなら・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

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