未来どころか現在ですら存在していないのに
ただ存在するのは過去だけ
僕を縛りつける過去は
あたたかな体温をそっと僕に与えてくれる
能面のような僕の感情を
見届けてくれるのは過去
ナイフで切りつけるのは現在
暗闇を突きつけるのは未来・・・
今を生きる僕は何者なんだろう
流れ過ぎる時間の中で果たして存在しているのか?
全てが通り過ぎる僕の身体は
誰の記憶にも残らない
ただ冷たい風だけが素通りする人の狭間で
後ろから支えてくれる
僕はまだココに居るよ
僕はまだ生きているから
僕は疲れた精神で歩き続ける・・・





