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雲心月性
心の言葉が聴こえますか?
仮面
僕ニハ 顔ガ無イ
何時ノ頃カ 忘レテシマッタ
気ガツイタ時
僕ノ顔ニハ 仮面ガ幾重ニモ重ナリ
剥ガシテモ 剥ガシテモ
作ラレタ表情ノ 仮面・・・

僕ニハ 感情ガ無イ
何時ノ頃カ 忘レテシマッタ
気ガツイタ時
僕ノ心ニマデ 仮面ガ幾重ニモ重ナリ
冷メタ精神ガ 僕ヲ支配スル
言葉ガ紡ギ出スノハ 仮面・・・

僕ニハ 愛ガ無イ
何時ノ頃カ 忘レテシマッタ
気ガツイタ時
僕ノ愛ハ 貴女ニハ届カズ
目ノ前ニ広ガル 存在シタ記憶
残骸カラ出テクルノハ 仮面・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

虚空
闇が深まる
何をしても空虚だ

人は己が幸せの為には
他人の犠牲など何の躊躇いもなく

破り捨てる

持てる者と持たざる者
持てる者は他人を踏みにじり

僅かな幸せすら奪い去る

一筋の光は闇にかき消され
終の住処は何処にあるのだろう・・・


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photo by.JUNK

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

静音
失ったモノと残されたモノ
ただ時間だけが静かに流れ去る
振り返った時に見えるのは
何だったのだろう・・・

両手に残ったわずかな破片
ただ砂のように指の隙間を通り抜ける
零れ落ちた時に見えるのは
何だったのだろう・・・

キミが残した想い出は風に乗って
ただ優しいメロディーとなって流れてくる
語りかける時に聴こえるのは
何だったのだろう・・・


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

キミの傷跡
舞い降りる雪に身を委ねながら
僕は北の街で過ごした
ココは僕の第二の故郷
そして悲しい別れを強いられた街

キミとこの街で暮らしたのは
短い時間だったけど
沢山の想い出が詰まった街

北の街で暮らした一年は
キミに辛い思いをさせてしまった
今も変わらない僕の性格が引き起こした
僕とキミの両親との溝

キミはどちらも好きで
そしてどちらも選ぶコトが出来なかった
板挟みになったキミは
どんなに苦しかっただろう

「ごめんね・・・」
涙を浮かべて僕と別れたキミ
キミが謝るコトなんてなかったのに
僕は優しさが足りない・・・
いつも終止符が打たれる度に気づく

キミは感情的で、気分屋で
笑っていたかと思えば
すぐに怒り出したりしたね

キミと出逢ったのは東京だった
あの頃のキミは
心も身体も自ら傷つけていたよね
人前ではそういう仕草を
何一つ見せなかったキミ

「一緒に住んでいいかな?」
僕の背中越しに呟いたキミ
何故、僕を選んだのかは解らないけど
その時のキミは
心の隙間を埋めたかったのかな?

付き合い始めた頃は
感情が昂るとキミの手首には
傷が増えていった

どんなに言葉でなだめても
キミには僕の声は届かなくて
一本一本傷を作っていった

キミを止める術が無くて
僕もキミと同じ様に腕を引き裂いた
流れ落ちる赤い雫

涙で顔を濡らしながら止めるキミ
「もうしないから・・・」
泣きながら何度も何度も呟いたね

それでも暫くは感情が昂る度に
キミは傷つけようとする
その度に僕の腕にも傷が刻まれていった

あれからもう12年・・・
僕の腕に残った傷跡も随分と薄れてきた
それでもまだ残された傷跡を眺める度に
キミと暮らした日々を想い出す・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

罪と罰
独り取り残された部屋で考えながら
僕は同じ事を繰り返しながら寂しさに打ちのめされる

犯した罪を同じ罰を持って償っていくという現実

結局どんな口実を作った所でやった行為は罪でしかない
ならば同じ行為で罰を受けるのが人の運命なのでしょう

どんなに寂しいと叫んでも どれだけ温もりが欲しくとも
受けるべき罰は「孤独」と「寂しさ」と「惨めさ」

誰かに抱きしめて貰いたくて むせび泣く子供の様に
一人暗闇を抱きしめて 眠りについて行く

いっそこのまま永遠に眠りつく事が出来たら楽になれるのに・・・


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

日常
ドア一枚で隔たれた部屋に佇み
ただ眠るためだけに存在している 
彼女の部屋を眺めた
煙草を燻らせながら
そこには温もりは消えうせ
ただ打ち捨てられた
廃墟の様に佇んでいる

日々の暮らしは止め処も無く
流れ過ぎ行く 無言の中で
決まりきった挨拶だけが
日常会話のつながりで
後は僕と入れ替わった
彼氏の話題が彼女の口癖

僕が悔し紛れに言う嫌味さえ
ただ空回りするだけで
自分の惨めさだけが強調される
めっきり口数が減った僕は
益々「孤独」という暗闇に
引きずり込まれて行く

休日になれば僕一人が
この部屋に取り残され
音の鳴ることの無い
携帯を傍らに置きながら
周りの幸せを聞きながら
長い孤独との戦いが待っている

寂しさと孤独が僕を
押し潰そうとする
震える身体を丸めながら
決別するまでには
至らない勇気の無い僕は
ただ時間が通り過ぎるのを
廃墟の中で待ち続ける


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

写真
今朝 アルバムを開いた
僅か180枚程が自分がこの世に存在した証

薄っぺらな写真の中に詰め込まれた想い出
一枚一枚に当時の空気が詰め込まれている

楽しかった事も嬉しかった事も
辛かった事も苦しかった事も

一瞬だけを切り取った時間の中に
存在している自分が微笑んでいる

人は過去にも未来にも行けはしない
ただ存在出来るのは一瞬だけ

今こうしてる間にも
時間だけが進み続ける

一秒前の過去にも一秒先の未来にも
存在し続ける事は出来やしない

後悔と希望だけが
精一杯の生への証

切り取った過去が語りかける
「あなたは精一杯生きてきたじゃない」

疲れた精神は語りかける
「モウ イイダロウ コレ イジョウ」

不確定な未来は語りかける
「始まりも終わりも決めるのはあなただから」

ただ今は全ての事に・・・
「さよなら・・・」



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

独想(ひとりおもい)
どれくらい歩き続ければ
「幸せ」にたどり着けるのだろう

掴もうとすればするほど 
指の隙間をすり抜ける砂の様に零れ落ちてしまう

此れこそはと掴んだ「幸せ」は何だったのだろう?
想い出という記憶の片隅で 微笑んでいる「幸せ」

どれだけ流れ 彷徨い続けても答えは見つからず
ひと時のオアシスの様な「仮初めの幸せ」だけがあるだけで
時間と共に崩れ去る 砂上の楼閣の様に・・・

「安心」と「安定」
見えない決まり事が
人を左右する

「金」と「地位」
人が創りしモノが
人を左右する

逆らい続ければ 続ける程
人に罵られ 後ろ指を差され
「人間失格」の烙印を押される

これが正しいと叫んでも
大勢の前では 白も黒に変わる

声に出さない「愛」は
「情」でしかなくて
想いは伝わらないのだろうか?


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

顔鏡
僕には顔が無い 何時からだろう
気付いてみたら君の鏡になっていた

そう 僕は鏡

君が信じれば 
信じた分だけ映し出す

君の喜びの笑顔も悲しみの涙も
全て僕の鏡という記憶に映し出されていく

けど 今の僕には投影すべき君が居ない

君の残骸が残されたこの部屋で
想い出のフォルダから
君と暮らした記憶を鏡に映し出す

そこには 君の笑顔と
僕の顔が存在していた・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

破壊
『壊セ!!』

地の底から聴こえてくる声は
いつも僕に破壊をうながす
それは死への誘い

そんな時の僕は決まって無表情だ
ただ眼だけはカッと見開いて
笑っている・・・

『壊セ!!』

もう一人の僕の叫び声は
いつも僕を導こうとしている
安らかなる世界へ

疲れきった精神は肉体をも
コントロールし始めている
飛び込め・・・

己ヲ破壊セヨ・・・
オマエノ居ルベキ場所ハ・・・
ココデハ無イ・・・

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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

魔心(まごころ)
ボクの魔心が動き出す
そして 誰かがちょっとだけ不幸になる

昔からそうなんだ 魔心が動いた時
ボクを裏切った人間がちょっとだけ不幸を味わう

あの時 キミは何の理由もなく
ボクを裏切ったよね

ボクの心が悲しみに満たされた時 風の便りで聞いたよ
キミがちょっとだけ不幸になったコトを・・・ 

あの頃 子供だったボクは愉快だった
キミが罰を受けたコトを当然の報いと思った

今また ボクの魔心が動いた
そして ボクの大事な人がちょっとだけ不幸になった

既に 大人になったボクは
悲しみの海で 深海魚のように過ごしている

光ある世界に出るコトすら叶わなくなるほど
罪深い人間になった

また 罪を犯したボクは
更に深い海の底へと引き摺りこまれる

魔心・・・
ボクの悲しみが人の不幸を誘う


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

問答
狭い部屋で佇んで居ると
漆黒の闇が僕に話しかける

「もういいだろう
お前の精神はボロボロだ」

見上げた僕を闇は見つめながら
語りかける

「死人の目だな・・・
お前の顔には生き人の生気すら無い」

空間を漂う僕の瞳は何も見えちゃいない
ただ聞こえてくる音に耳を傾けるだけ

「そうまでして生きてどうする?
お前には過去はあるが未来は無い」

闇の世界に誘う音は僕の隙間を埋め尽くそうとする
僕は独り言のようにポツリ呟く

「死んで何になる?
生きるコトも無意味だけど、死ぬコトも無意味だよ」

希望は常に絶望に変わり
夢は常に挫折へと変わる

この繰り返しが僕の人生だった
残されたモノは何一つ無かった

どのくらい経ったのだろう
闇は去り カーテンの隙間から光が差し込んでいる

「また1日生き延びたな
あと何回続くのだろう・・・」


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

歯車
繰り返すばかりの日常が
歯車のように回り続けて行く

ギシッ ギシッ

一切の喜びも哀しみも機械の一部として
感情を抑え歩く人々

ギシッ ギシッ

真実の言葉は変換されすり替わり
軽々しい言葉だけが闊歩し常識に変わっていく

ギシッ ギシッ

嘘や偽りが木霊し 真実の扉が塞がれる
心が軋む音が聴こえる

ギシッ ギシッ

また一つ 歯車が壊れた
それでも世界は回り続ける


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

見出し言葉
何気ない一言が誤解を生み出す

意図した言葉じゃないのに…

表面だけを取り上げ

心の言葉に耳を傾けるコトが出来ずに

人はまた争いを始める

悲しいね…


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

永遠の情
切取った写真が広がっている
一瞬の時間を留めた想い

既に色褪せてしまった写真は
モノクロームな景色を写し出す

周りの時間だけが流れて
僕の目にはモノクローム

どれくらい時間が流れたのだろう

切取られた時間は遠い過去
目も前の写真は現在
モノクロームな景色は未来

人はどれだけ捨て去れば
幸せにたどり着けるのだろう

捨て去るモノと留めるモノ
変わるべき心と変わらない想い

閉ざした過去の想い出は
今も閉ざされたまま

永遠の情は見せ掛けだったのだろうか?


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