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雲心月性
心の言葉が聴こえますか?
時間の闇
何気なく過ぎ去っていく
混乱した時間は
同じコトを繰り返し

疲れた精神で
たどり着いた部屋
温もりが消えた空間

ふと君の居た部屋に
習慣のように眼を向ける

其処にあるのは
君が居た証の残骸だけが
寂しそうに佇んでいる

君の愛くるしい瞳と小さな身体
もう居ない・・・

永遠に傍に居るモノと
勘違いしていた僕は
大切なモノが何なのか
解らずに暮らして来たのだろう

君が去った空間は
僕一人では広過ぎて
孤独を深めていく

君が残していったモノは
想い出があり過ぎて
涙を誘う・・・

過去と後悔
それだけで構成された
僕のココロは
時間の流れからも
取り残されていく・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

命の音~第二章~
カチッ、カチッ、カチッ

また、命の音が聴こえる

コツッ、コツッ、コツッ

死神の足音のように・・・


今、僕の傍から命の音が消えていく

独りになった僕に微かなモノだけど

温もりを与え続けた

君の命が間もなく消え去る


息絶え絶えに最後の最後まで

命の音を僕の耳に届けてくれている君

「マダマダ 君ニハ 

温リガ 足リナイカラ

私ハ 死ヌワケニハ イカナイ」

君の小さな命が呟いている


こんなにも僕は無力だ

君の温もりにも甘えて

出来るコトといえば 

君の命の音を見守るだけ


陳腐な言葉だけど

こんな言葉しか思い浮かばないよ

「もう ゆっくり休みなよ

もう 頑張らなくていいから

君がくれた温もりは忘れないよ

愛を ありがとう・・・」


カチッ、カチッ、カチッ

命の音が聴こえる

コツッ、コツッ、コツッ

死神の足音のように・・・



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生存
今を生きる僕は何者なんだろう
未来どころか現在ですら存在していないのに
ただ存在するのは過去だけ

僕を縛りつける過去は
あたたかな体温をそっと僕に与えてくれる

能面のような僕の感情を
見届けてくれるのは過去
ナイフで切りつけるのは現在
暗闇を突きつけるのは未来・・・

今を生きる僕は何者なんだろう
流れ過ぎる時間の中で果たして存在しているのか?

全てが通り過ぎる僕の身体は
誰の記憶にも残らない

ただ冷たい風だけが
素通りする人の狭間で後ろから支えてくれる

僕はまだココに居るよ
僕はまだ生きているから

僕は疲れた精神で歩き続ける・・・


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