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雲心月性
心の言葉が聴こえますか?
真実
「今度会おうね」
「今度遊ぼうね」
「また今度・・・」
今度 今度 今度・・・

何気なく取り交わされる言葉
何の効力も持たない約束
全ての別れ際に交わされていく

僕は知ってるんだ
そんな言葉 社交辞令でしかない

儀礼的で薄っぺらな言葉
常に人の間で交わされる
こんなモノ捨ててしまえ!!

僕はこんな言葉をもらう度に
孤独の海へ投げ出されて行く
解るかい?

こんな言葉なんか要らない
ココロが欲しい
真実の言葉だけでいい

いつもいつも
オブラートに包んだように
真実を隠して交わす言葉が
嬉しいのかい?

真実を知るコトが
そんなに怖いのかい?

真実を言うコトは
「相手を傷つけるから・・・」
なんて言い訳ばかり

正直に言いなよ
「相手が傷つく」じゃない
「自分のココロが傷つく」からだろう?

聖人も 慈善家も 親も 愛する人も
結局は相手の為なんかじゃない
自分が痛いのが嫌なんだ

どんな聖なる行為も
人は全て自分が一番なんだから

それは恥ずべきコトじゃない
生きる為に必要なコト
だから もう真実の言葉だけで話そう

「真実は痛いモノ」

だからこそ 他人の痛みが解るんだから
だからこそ 他人に優しくなれるんだから・・・


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

動かなくなったモノ
動かなくなったモノが佇み 寂しそうに僕を見つめる
「ゴメン・・・ 今はまだ君と走るコトが出来ないよ」

そっと手を添え 金属の冷たい感触が伝わってくる
今は眠ったままの ただの金属の塊

君と走るにはあまりに 懐かしい記憶が蘇るから
いつか 想い出に変わるまで待って欲しい

心が止まった季節から 幾日過ぎ去ったのだろう
また僕の時間が 止まった季節がやって来る

街にはきらびやかな光が灯り
温もりに包まれた人々が 笑顔で通り過ぎて行く

喜怒哀楽の消えた僕の顔は まるで仮面のよう
喜ぶコト 怒るコト 哀しむコト 楽しむコト・・・

感情の消えた僕の心に 何気ない無垢な笑顔で
傍に居た君は 消えてしまった

動かなくなったモノが 哀しい顔で僕を見つめる
「ゴメン・・・ まだ走れそうにないよ・・・」



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

カワラナイ・・・
あまりにも無防備に晴れた冬の日差し
窓から眺める景色は既にあの頃とは違う

目の前に立ち塞がる無機質な建物は
日々サイレンを鳴らし僕の心を苛立たせる

君と居た頃は自然が広がっていたのに・・・
夏になれば沢山の虫やカエルたちが
短い夜の中 心地よく啼いていた

ねぇ 言葉を費やさなくっちゃ 心は伝わらなかった?
ねぇ 抱きしめていなきゃ 愛は伝わらなかった?
ねぇ 僕は変わらなきゃいけなかったのかな?

いつもいつも最後の言葉は
「アナタハ カワラナイ・・・ イツマデモ オナジママ・・・」

こんな晴れた日は君と暮したあの頃が
僕の心の隙間に想い出たちが突き刺さる
重い心を引き摺って僕は何処へ向かえばいいのだろう



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

光と闇
いくつもの出逢いといくつもの別れ
どれだけ繰り返せばいいのだろう

ホンの一瞬の幸せを得る為だけに
出逢いは存在するのかな?
永遠の苦しみを与える為だけに
別れは存在するのかな?

束の間の幸せは幻想で
暗闇の苦しみだけが現実・・・?

周りを見なきゃダメだよって言うけど
僕の周りは既に光も灯らない世界だから
どんなに目を凝らして見ても
何も見えやしない
ただあるのは漆黒の闇

昔は君がこの闇の中で
光を灯してくれた唯一の存在だったから
幸せとともに歩くことが出来たんだ

今は闇
漆黒の闇
うずくまるコトだけが
僕に出来るコト・・・



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

冬色
冬の空色
肌を刺す風
冷たい空気を吸い込む
懐かしい想い出たちが
顔を覗かせる

出逢いと別れ
常に出逢いは春で
別れは冬に
想い出すのは別れで
出逢いは朧気でしかない

雪降る夜に別れた君
今も僕を覚えているだろうか
あれからの僕は
出逢いと別ればかり繰り返し

手に入れたモノは
後悔と孤独
幸せはいつも
気付かぬうちに
指の隙間を滑り落ちて行く

もう君との想い出も
断片的でしかないけど
確実に残っているのは
君と暮した時間と
君が好きだった歌

今でもその歌が流れてくれば
君と一緒に生きた時間が
走馬灯のように蘇る

こうして独り部屋の中で
ぼんやりしていると
消えかかった君の声が
聞こえてくる・・・



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命の音~第一章~
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

時が刻んで行く



誰もが産まれたと同時に死へと向かう

唯一人に与えられた平等



どんな偉人も

平凡な人も

間違いなくいつかはやって来る終末



僕に残された時間はどれくらいだろう

1秒後かも知れない

50年後かも知れない

限られた時間



人は言う

「ダカラコソ ドウ過ゴスカ

明日死ンデモイイト思エルヨウニ生キヨウ」

笑える・・・



虚飾ばかりの言葉

いつもいつも上っ面だけの言葉

裏では舌を出して笑ってる顔が見える

もううんざりだ 本音を言えよ



カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

今日も命の消える音が聞こえて来る・・・


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

存在
繰り返しばかりの毎日が今日も終わる
ただ時間が過ぎるのを待ちながら
疲れきった精神を支え続ける

失い続けて来たモノから崩れ落ちるのを防ぐ為に

どれだけ失えば許されるのだろう
どれくらいの時間を経ればいいのだろう

心の時間は止まったまま
現実の時間だけが流れて行く

リアルな世界もモニターの世界も
楽しい笑い声を奏でている

ふと流れて来る懐かしい音は
僕が動いていた時間へと誘う

目に映る文字は既に10年の時を経ていて
想い出も10年という時間が流れ去っている

あの頃の僕はまだ其処に居ますか?
君の心の中に居ますか?
僕が存在した時間はまだ残っていますか?

過去の街に戻った時 目に映る消えた街並の様に
僕の存在もいつかは消えてしまうだろう

既に消えかかっている僕の身体は
光すら影を落とすコトなく素通りして行く・・・


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