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ボクにとって・・・

シーソーのように傾きを繰り返しながら
常にニュートラルに必死になりながら
あるべき位置を確かめる

困難な日常は同じことの繰り返しだけど
何もない平和を維持するために
時間と引き換えに暮らしてく

こんな精神と身体を引き摺り
希望のない未来を見つめて
ボクは限りある命を費やしてく

何を手にして何を失って来たのだろう
束の間の安らぎの為にたくさんのものを捨てて
残ったものなんて気がつけば何一つなかった

ただ唯一はキミと思ってた
 
傍らで眠るキミの夢の中にはボクが存在し
ボクの夢の中にはキミが存在していたんだ

ただ それだけでよかったのに・・・


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微睡みのキミ

昨夜 夢を見た
そこは何処なのか判らないけど

知らないキミが居て
ボクに寄り添うように

キミの肌に触れると
懐かしい温もりが伝わってきて
涙が頬を伝う

この温もり
これがボクの欲してたモノだったんだ

温かさと安堵感

何度拭っても涙がこぼれ落ちる

そして知らないキミは
言葉を伝えようとするけど
ボクはその言葉を聞く勇気がない

とても怖かった
真実のボクの姿を知らせたとき

絶望と孤独

またその二つを味わうことに

だからキミは何も言わなくていいよ
こうして温もりだけで
この夢を終わらせたいんだ

そして
ボクは目覚めた・・・


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手が届く昨日じゃなくて・・・

耳元でささやくように懐かしい歌が
またボクを甘い薫りの時代へと誘う

苦しいこと 切ないこと
数え切れないほど泣いたこと
そんなことは記憶から消え去って

楽しいこと 嬉しいこと
数え切れないほど笑ったこと
ただそれだけを心の扉から解放させる

耳に伝わる言葉を噛み締めるように
口ずさみながら涙が頬をなぜる

目に飛び込む過去の数字が
薫る時代が遙か彼方であることを思い知らせる

昨日のことのような記憶は手が届く昨日じゃなくて
古いアルバムの色褪せた想い出だったと・・・

耳元でささやくように懐かしい歌が聴こえてくる


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優しさが足りないなんて・・・

未来を見つめることもせず
叶わない理想と夢だけを
キミの前に披露し続けていたら
あきれた顔で告げられた
「サヨナラ」

現実を見ようとしないボクは
キミの姿まで見ていなかった
いつまでも解決の来ない問題に
ボクの答える言葉は
キミが期待する言葉じゃなく
ただ簡潔に 冷淡に
「いらない」

あの時 ボクにぶつけた問題は
愛を確かめる問題だったんだ
キミの最後の心の叫び声だったんだ
なのに全てのことが見えなくなっていたボクは
台本に書かれた言葉のように ただ一言
「関係ない」

後悔しながら出て来る言葉は
人を傷つけて懺悔を請う
結局 自分を慰めているだけで
何一つ解決なんかしやしない

「優しさが足りない」なんて呟いてみても
キミにしてみれば都合のいい言葉でしかないよね


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夢幻(ゆめまぼろし)

ボクの夢は
決まって過去

懐かしいキミと
何気ない日々を過ごしてる

そんな風景だけが流れていく

でも・・・

夢の中のキミには
顔がないんだ

キミの笑顔が見たくて

ボクが覗き込むと
現実へと引き戻される

そして・・・
目覚めれば 孤独との戦い

ふと思う

夢の中のキミは
本当にキミだったのかな?

現実の時間は
あまりにも残酷で

キミと暮らした
温もりすら奪っていく

あんなにも 日常にありふれてた

キミの笑顔
キミの怒った顔

そして・・・キミの涙

すべてが
ボクに向けて
送られたキミの心

そんな大事なモノを
ボクは少しずつ失っていく

そのたびに
キミは陽炎のように

いつか
ボクの前から
消えてしまうのかな?


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