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心根と永遠と

キミから教わったコトは
勇気という力を与えてくれた
キミは常に闘い 真っ直ぐな心で

正しいコトは正しいと
間違ってるコトは間違ってると
ボクにその身をもって教えてくれたね

キミと出逢った頃のボクは
常に波風を立てないように
生きてく術を得ていた そう臆病者が故に
あらゆる争いを避け 傍観者になっていたんだ

そんなボクはキミの瞳に
どんな風に映っていたんだろう

知らない街でおどおどしてたボクに
キミはさり気なく声を掛けて
友達になってくれたんだったね

「大丈夫だから」
キミの瞳はそう語りかけていた

そんな優しくも強いキミだったけれど
真っ直ぐな心は傷つき 
今にも折れそうなぐらい弱っていた

そんなキミに出来るコトといえば
キミを連れて逃げるコトだけだった

街から街へと彷徨い 
たどり着いた街が
キミと最後の暮らしになるなんて
想像もつかなかったけれど

今想えば キミとボクはあまりに似ていて
魂の重さが同じだった ただ違うコトといえば
キミは光で ボクは影 そんな関係だったよね

だからボクは初めて
「永遠」という言葉の存在を信じた

けど永遠なんて人間が作り出した幻
別れという時間は刻一刻と忍び寄っていたんだ

キミはボクと暮らす中で常に先頭を走り
ボクと言う臆病者を護ってくれた

キミに甘え いい気になっていたボクは
キミの心の音がいつしか聴こえなくなっていた

崩れ落ちたキミの心は
ボクという臆病者を護る力も失い
優しさを失ったボクは
キミという終の住処を失うコトになった

キミが去った後 ボクの心には
「キミ」という名の勇気が宿っていたんだ

キミが教えてくれたコト
大事なモノを護る為に
たとえ大いなる相手であっても
正しいコトは曲げちゃいけない

キミの真っ直ぐな心は
こんな臆病者のボクにも伝わっていたんだ

今のボクを形成するキミの心は
永遠という言葉の存在を 再びボクに教えてくれた


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罪と罰

独り取り残された部屋で考えながら
僕は同じ事を繰り返しながら寂しさに打ちのめされる

犯した罪を同じ罰を持って償っていくという現実

結局どんな口実を作った所でやった行為は罪でしかない
ならば同じ行為で罰を受けるのが人の運命なのでしょう

どんなに寂しいと叫んでも どれだけ温もりが欲しくとも
受けるべき罰は「孤独」と「寂しさ」と「惨めさ」

誰かに抱きしめて貰いたくて むせび泣く子供の様に
一人暗闇を抱きしめて 眠りについて行く

いっそこのまま永遠に眠りつく事が出来たら楽になれるのに・・・


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日常

ドア一枚で隔たれた部屋に佇み
ただ眠るためだけに存在している 
彼女の部屋を眺めた
煙草を燻らせながら
そこには温もりは消えうせ
ただ打ち捨てられた
廃墟の様に佇んでいる

日々の暮らしは止め処も無く
流れ過ぎ行く 無言の中で
決まりきった挨拶だけが
日常会話のつながりで
後は僕と入れ替わった
彼氏の話題が彼女の口癖

僕が悔し紛れに言う嫌味さえ
ただ空回りするだけで
自分の惨めさだけが強調される
めっきり口数が減った僕は
益々「孤独」という暗闇に
引きずり込まれて行く

休日になれば僕一人が
この部屋に取り残され
音の鳴ることの無い
携帯を傍らに置きながら
周りの幸せを聞きながら
長い孤独との戦いが待っている

寂しさと孤独が僕を
押し潰そうとする
震える身体を丸めながら
決別するまでには
至らない勇気の無い僕は
ただ時間が通り過ぎるのを
廃墟の中で待ち続ける


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写真

今朝 アルバムを開いた
僅か180枚程が自分がこの世に存在した証

薄っぺらな写真の中に詰め込まれた想い出
一枚一枚に当時の空気が詰め込まれている

楽しかった事も嬉しかった事も
辛かった事も苦しかった事も

一瞬だけを切り取った時間の中に
存在している自分が微笑んでいる

人は過去にも未来にも行けはしない
ただ存在出来るのは一瞬だけ

今こうしてる間にも
時間だけが進み続ける

一秒前の過去にも一秒先の未来にも
存在し続ける事は出来やしない

後悔と希望だけが
精一杯の生への証

切り取った過去が語りかける
「あなたは精一杯生きてきたじゃない」

疲れた精神は語りかける
「モウ イイダロウ コレ イジョウ」

不確定な未来は語りかける
「始まりも終わりも決めるのはあなただから」

ただ今は全ての事に・・・
「さよなら・・・」



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独想(ひとりおもい)

どれくらい歩き続ければ
「幸せ」にたどり着けるのだろう。
掴もうとすればするほど 
指の隙間をすり抜ける砂の様に零れ落ちてしまう。

此れこそはと掴んだ「幸せ」は何だったのだろう?
想い出という記憶の片隅で 微笑んでいる「幸せ」

どれだけ流れ 彷徨い続けても答えは見つからず
ひと時のオアシスの様な「仮初めの幸せ」だけがあるだけで
時間と共に崩れ去る 砂上の楼閣の様に・・・

「安心」と「安定」
見えない決まり事が
人を左右する

「金」と「地位」
人が創りしモノが
人を左右する

逆らい続ければ 続ける程
人に罵られ 後ろ指を差され
「人間失格」の烙印を押される

これが正しいと叫んでも
大勢の前では 白も黒に変わる

声に出さない「愛」は
「情」でしかなくて
想いは伝わらないのだろうか?


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